Restaurant Francais MARIE LOUUISE
「マリールイーズ」シェフの小部屋
5月

2006年5月30日(火)
やっとPCの前に・・・
今日横浜で行われた県本部の総会で、本年度のすべての総会がやっと終わりました。
 神奈川県喫茶飲食生活衛生同業組合、平塚市料理飲食業組合連合会、平塚市食堂連合梶A平塚地区食品衛生協会等々の、理事会、取締役会、定時総会と、5月は会合が超過密集中。
 3年前の暮、当組合の前組合長が病に倒れた際、緊急会合が開かれ、その席で他の組合員さんや前組合長夫人に懇願され、何か流されるまま現職についてしまってから、もう3年もたってしまった。
  俺の妻(マダム)が亡くなってからちょうど1年目の頃、前組合長が亡くなる数日前、病床のベットの中から両手で俺の手を握り締めながら、喘息で苦しいのに絞りだすような声で、
「尾鷲君、申し訳ないな。よろしくたのむよ...」
目に涙を溜めながら託されば
「何を弱気な事を言ってるんですか、早く良くなって色々教えて貰わないと困ります」と言うのが精一杯。何か浪花節的勢いだった。
マダムのことをいつも心配してくれた組合長の頼み、<やれるところまでやるっきゃないか>の心境で引き受けたが、パパママ店のママがいなくなった独り身のオーナーシェフの立場ではちょっと荷が重すぎたかなと思いつつも、何とか3年余りが過ぎた。
  月に何度か開かれる各種会合をランチ、ディナーの合間を縫って出席できたのも、スタッフの協力があっての事。感謝してます。
  役員会、取締役会では平均年齢70歳前後の中、二回り近くも歳の離れた鼻垂れ小僧の同席にはちょっと違和感を覚えていましたが、結構いろんな事が勉強になっています。
   当組合の方々は、「無理をしなくてもいいよ、自分の店を犠牲にするようならいつでも脱会していいから」と言ってくれるが、40年近く続いた歴史ある組合を俺の代で終止符を打つのは心苦しい。こうなったらもうちょっと頑張ってみるかというのが、今の心境。
   組合活動にも大分なじんできたので、これから少しづつ組合の事も書いていきます。もちろん、マダムの事も...(マダムの事は、まだ準備中のメモワールの部屋で..)
  店と組合活動に忙殺されていた5月のある日、父と母が作っている畑の野菜を取りに行ってきました。今年もズッキーニが超〜元気!収穫は去年を上回り、一昨年に続き花ズッキーニは今年も1000は超えそうな勢い。
  また近隣の友人のレストランにおすそわけといこう!
  (写真は、ズッキーニ畑の奥で土と戯れている未来の巨匠 & 畑に無数に舞う紋白蝶の休憩姿)

No6
2006年5月13日(土)
無事マリールイーズフェア終了!  
 いやぁ〜疲れました。体調が戻るまで3日も4日かかるのは、やっぱり歳のせいかなぁ・・・
PCの前に座るのもおっくうでした。
それでも無事フェアが終了したのでひと安心。今回のフェアは予測どうり厳しいものでした。
なぜならゴールデンウィーク明けの月曜日。安売り商戦の地下食品街の中で一桁も二桁も値段の違う料理が並んでいるのだから・・・
昨年大挙して来店下さったマリールイーズの常連の方々は旅行などで今回は伺えないという方が多かったので仕込みを抑えたのが何よりも救い(気合を入れて仕込もうとしているシェフを抑えるスタッフが大変だったみたい)・・
それでもデパートの大きな新聞折込チラシはマリールイーズをメインにして16万部も入れてくれたので新規のお客様が大分来店して下さり助かりました。売り上げも昨年の七割近く上がったのでこれも予測どうり。
それにしても昨年、一昨年が異常だった。過去の通常食品祭催事の平均売り上げの20倍以上だし、開店から一時間の販売数、売り切れ時間等々、デパート催事始まって以来の記録更新ずくめだったから、今回はプレッシャーも大きかった(デパートでは昨年実績の更新が至上命令みたいだから現場は大変みたい)。でも今年は食品街全てが前年割れしてたみたいでちょっと気が楽かな。
それよりも今回は色々な反省点や改善事項がわかったので勉強になりました。もうこの辺が「手作りの域」の限界かも・・マリールイーズの命は『味』。デパート側からの要望とはいえ、その域を超えてしまうのはのは本末転倒。大量生産の店ではないのだから、しっかりと足元を見つめ直さないと。
今週はお店も一段落しだし、5月は組合関係の総会が目白押し。その間ちょっと体を休ませるとしますか。
また来週は新しい企画の打ち合わせがあるのでその『内容』は近々書き込みます。


No5
 

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