|
『食道楽』の中に登場するチョコレートは「秋の巻・214頁の第二百四十三・手軽な菓子」の項にある チョコレート菓子だけ。文中に登場する他のデザートや菓子は割と素朴なものが多く、このチョコレート 菓子も、ココアと砂糖を煮詰めてドロドロにし、カステラ状のスポンジ生地に挟むというもの。 とくにチョコレートの日本における歴史からみれば至極当然のことかもしれない。日本に初めて輸入され たのが明治10年(1877)頃で、当時の新聞には「猪口令糖」の名で載ったとか・・・明治32年8月、森永商 店がクリームチョコレートを製造販売。明治末から大正にかけて日本人の嗜好の変化もあり国産のチョコレ ートが市販されはじめたが、戦争等でカカオ豆の輸入が途絶え、飛躍的に伸びたのは戦後こと。 現代日本のチョコレートの消費量や多種多彩なケーキを、弦斎はどんな風に思うのだろうか・・・ ちょっと強引だが、2月のテーマ「あったかメニュー」に因んで熱々のチョコレートを取り上げました。 二種類の作り方を覚えてチヨット安心?・・今回も『食道楽』のヒロイン、平成のお登和嬢が頑張ります。 |
||||
《材料》 約5人前
|
・・・フォンダン (1) チョコレートと無塩バターをボールに入れ、湯煎に かけて溶かしておく。 (2) 別のボールに全卵とグラニュー糖を合せ入れ、湯煎 にかけながら泡立て、人肌程度になったら湯煎から 外し、充分に泡立てる。 (目安★8の字が書けるくらいまで泡立てる事) (3) (2)に(1)を合せ 共に合せてよく振るった薄力粉とコ コアパウダーも加え、手早く合せる。 ・・・ガナーシュ (1) 削ったチョコレートをボールに入れ、鍋で沸かした 生クリームを加えて合わせ、粗熱をとっておく。 (2) グラニュー糖であさい軽いカラメルを作り、刻んだ バナナと合えておく。 (1)(2)を合せ、3・5cm程の筒状に丸めて冷蔵経で 冷やし固めておく。 ◎セルクル型にペーパーを貼っておく。 ◎直径6・5cm×高さ3cmのセルクル型で約5個 |
|||
|
||||