2005 10月のメニュー

今月はどんなメニューにしようかな?と考えているうちに、今年も最後の料理教室が来てしまいました。
献立作りは、全ての方に満足して頂けるかと毎回『悩みの種』。でも満足して頂けた時は『最高の喜び』になります。
今回は、料理教室の献立作りにも共通する所があるので、レストランでのメニューの決め方の「裏話」を少々‥
 通常、料理を考える時どこから始めるか、まずそれが問題。素材から.料理法から‥またどんなお集まりかetc
『素材』は余り手を加えず、その味を活かすか?、形を替え複合させ、より新しい味を引き出すのか?‥
『料理法』は正攻法で伝統的な形を再現するか?、一度解体して再構築するのか?‥
『お集まりの食卓』は、家族、カップル、職場仲間、友人同士、何かの記念日?etc‥
じっくり練り上げる料理もあれば、ひらめきや即興で決まる場合もある。でも余りぎりぎりは精神健康に良くない。
 ゆっくり考える時大切にしているのが『ハッピー・シミュレーション』の心で取り組むこと。
食卓に座り、大切な人を前にこれから始まる食事を想像する。季節を感じ、体が自然に欲するものを思い浮かべる。
「あ−、今あれが美味しくなるな、あんな形で‥こんな味で‥う−ん、そうすると次の皿は・・」
幸せの食卓に浸りながら、フッと一人笑みがもれる時、お客様も大抵同じような幸せに浸ってくれる気がする。
 机上の空論だが、長年やっているせいか、そんな大きな誤差は生まれてこない。だが、実際試作すると「少し違うぞ」
ということも少なくない。それを調整して、より完成度の高い皿にする。また日々作る中でも微妙にバージョンアップ
していく。生きているものが『生きもの』を扱うのだから、この変化は至極当然のことのように思う。
 時の流れと共に嗜好も変化していけば、メニュー作りも当然『温故知新』を肝に銘じて作らければならない。
・・・と料理感、献立論を語ると原稿用紙が必要になるのでこの辺までにしましょう。長くなってスミマセン!
 献立作りの裏側を覗いて頂いたとろで、今月の料理教室.、やっぱり悩みました。
今月は『クリスマスのおもてなし』を題材にしましたが‥さて、今回も最後に笑みがもれてくれるといいのですが・・



海老尽くし 3種の調理法


詰め物したローストチキン カレー風味


プロファットロール ア ラ ノエル


カフェ パン

あめの糸のパフォーマンス。シェフが一番喜んでいるかも・・?
パテシェールまゆみの盛り付け風景。
後半はいつもの楽しい会食。


お料理教室2005へ戻る