2005 9月のメニュー

今月はラングドック地方を代表する2大名物料理をメインに、コース仕立てにしてみました。
フランスで最も広いこの地方は二つの地理的要素が料理にも反映され、山岳地帯や丘陵地帯が中心の内陸的料理
の一面と、もう一方はピレネー山脈からローヌ河口にかけた海岸地帯の魚介類を中心とした地中海料理。
地中海産の魚介やオリーブ油を多く使う料理は、お隣のプロプァンス料理と似ています。
今回のブランダードという言語も「かき混ぜたもの」という意味のプロプァンス帝に由来するというところも
案外、通じているところが多いことの証明かもしれません。
 内陸部は、鵞鳥鳥(ガチョウ)をはじめ、豚肉やその加工品、羊肉、猟鳥獣などを、鵞油やラードで料理したものが
多く、ガスコンやブロンドアキテーヌの牛肉、エスカルゴ、クルンの地鶏、アルピやロマーニュ産のニンニク、
白アスパラにいんげん豆、アーモンド、山羊チーズと、名産食材が豊富な地域です。
今回作る2大料理も、数ある郷土料理の例にもれず、「おらが町のカスレ」「おらが町のブランダード」と、
それぞれの町、それぞれの家庭の『味』『主張』があるようで、作り方や味も千差万別‥。
そういえば、わが国の家庭料理の代表格ともいえる「肉じゃが」や「お雑煮」も同じようなものかも。
「おらが地方」「おらが家」と、譲らぬ主張は彼の地とたいして変わりませんね・・
でも根底に流れる思いは、美味しく食べたい、食べてもらいたい。伝えていきたいと、温かい愛情からくる
ところはまったく同じ.家庭料理の一番いいところ!今の時代に求められている『食育』にも通じます。
ちょっと難しくなりました。そんな思いを胸の奥にしまって、今月も楽しく学んで食べましょう!!!



ブランダード パルマンティエール


コンフィとカスレ


ブランマンジェ



カフェ パン

前半は、材料の説明とデモンストレーション。質問が集中します。
未来の巨匠もがんばってマス! 記念撮影を一枚。
会話もはずむ、会食風景。


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